ゆとり世代だって勉強方法を覚えれば受験よりもずっと楽なはず

ゆとり世代が就職活動を行うようになって、うちの会社の面接官からよく聞くセリフが、「ゆるい子が多いんだよね」という言葉です。
ゆるい子という表現はどうかと思いますが、向上心とか自分をアピールしようという気持ちを全く感じないというのです。
しかも他の年代と比較して、やはり資格を持っている子が少ないように感じる・・というのです。

この面接官がおかしいのかもしれないし、本当にゆとり世代こそ、資格など真面目に取得しようと思わなかった年代かも知れません。
でも、僕が思うに、ゆとり教育を施されてきた彼らは、都市部の子たちならまだしも、勉強の仕方を知らないのでは?と思うのです。

都市部に暮らす子たちは中学受験とか、有名校受験などがあり塾で勉強法をみっちり習っていますが、田舎にいると中学受験を行う事も、有名校への進学に必死になる子も少ないと聞きます。
となると勉強して資格を取得したいと思っても、結局勉強法が分らないから資格取得のための勉強ができないという事だろうと感じるのです。
僕はぐだぐだ人間から今の状態まで来たので、資格取得の勉強について、僕だってできるものがあるんだという事を伝えたいと感じています。

勉強法としてよくない事

僕の経験から行くと、ノートや参考書を丸写ししても絶対に頭に入りません。
ただ書くことに満足してしまうのです。
暗記は何か問題を解くときに利用するので、意味を理解していなければ何の意味もないのです。

丸暗記する際には大切な部分を覚えて、必要のない部分を暗記する必要はありません。
また中にはこの本に書かれている問題を全部溶けるようにしておけばいいと考える人もいますが、その本の中から抜粋して大切な事項が問題として出題されるので、全部網羅しておくよりも重点的に必要な部分がしっかり溶けるようにしておく方が効率のいい学習です。

資格取得は基礎が必要ないことも多い

受験勉強は学校に合格するために行う勉強なので、基礎が出来ていないとその先が分らなくなるため、基礎が非常に大切といわれますが、資格取得は自分の脳をスキルアップするのはなく、資格取得に必要なノウハウ、知識を得ておけばいいので基礎をみっちりやるよりも、ある程度把握したら応用問題に取り組んでみて、そこでわからないようなら基礎を見るという方法でいいのです。
それよりも、勉強する方法をよく把握し、資格取得のために活かしていくことが必要です。

資格取得のための勉強はこう行う

まずは時間の確保です。
というよりも、継続的にできる時間を生活の中に組み込むという形が必要です。
勉強のために時間を空けると考えると、これもできないあれもできないと考えてしまいますが、生活の中に勉強する時間があると考えれば当たり前のようにできるんです。

資格の取得のための勉強は、基礎がしっかりしていないと先に勧めない事もなく、場合によっては全く技術を得ていない状態で知識のみで受ける資格試験もあるくらいです。
過去問をたくさん解いていくことで、出てくる問題になれますし、その資格を取得するためにはどんなことを覚えればいいのかという事が過去問によって読めてきます。

反復学習は資格取得のための勉強にも必要で、解ける問題は解けるのだから繰り返す必要はありません。
解けない問題を繰り返し説いて、解けるようになったら次の問題にチャレンジしていくといいでしょう。

資格取得の勉強のコツ

僕は食事をしてしまうとひどく眠くなる性質で、どうしても勉強できなくなってしまうので、食事の前に必ず勉強を組み込んでいました。
食事してしまうと人の体力は消化に利用されるので、どうしても食事の後というスケジュールになってしまうのなら、一度15分程度寝て、それから勉強するとはかどります。
でも一度寝てしまうと起きられないという人は、やっぱり食事をしない時間帯で便巨する方が安心です。