くたくたの人生だと感じる僕の人生

何の目的も持たずに大学に行ったので、本当に何をしているのかわからないほど、つまらない毎日、ただ親は大学でまじめに勉強してくれているんだと思い、お金を出してくれていたので、仕方なく大学に通っていたという感じです。
でもそういう状態では、成績だって上がるはずもなく、僕がいっていた大学は、2年生の時に一定の単位を取得していないと自動的に首となるため、その前に自主退学という状態になりました。

親?うーん、やっぱり看護師と公務員という二人とも資格を持っている人たちだったので、かなりがっくり……というか、この先どうするの?という事を一番心配していたように感じます。
でも僕はすぐ、大学をやめて何をすればいいのか思いつかず、全く目的のないアルバイトばかりしていたのです。

資格取ってみればいいのに

そんな毎日で、僕は母から資格取得でもすれば?もともと勉強嫌いってタイプじゃないしと気軽にいわれたんです。
この資格を取りなさいっていわれたら、無理……とかって天邪鬼な性格が出ていたかもしれないけど、資格でも取ってみれば?という言い方だったので、そうだねとすんなり何取るか、という気持ちになりました。
元々、母も父も、資格は持っていて損にならない、手に職を付けて何があっても稼げる、生活できるようにしておくべきという人たちだったので、それを叩き込まれてきた僕は、資格を取るという事を必然と感じていたのかもしれません。

正社員が転がり込んだのも勉強はじめてから

アルバイトをとりあえずやめて何かの資格を取ろうと最初に取り組んだのは、簿記です。
高校の頃、簿記の3級は持っていたのですけど、これからの時代になって簿記って必要ある訳?と、3級どまりで後は受けていなかったんです。
3級まで取得しているので勉強しやすいからという単純な理由で簿記2級取得をめざし勉強、ここで落ちていたらもうやらない!と思ったかもしれないけれど、勉強の時間が十分あったことと、基礎知識があったためなんと一発合格、僕、ここで調子に乗りました。

簿記2級が取得できたので何となく就職情報を見ると、簿記2級でも会計事務所や税理士事務所で働けることがわかりました。
会計事務所で働いていれば、ちゃんとした仕事に就いている感じがするなと思ったので応募してみると、面接してもらえることになりました(もちろん、履歴書の書き方とかしっかり勉強しましたけど)。
すると、見事そこに採用!アルバイト経験しかなく、しかも大学中途ですから受からないだろうと力が抜けていたのがよかったのかもしれません。
そして、今、仕事をしながら資格取得に励むという毎日です。

資格取得は勉強が必須

僕がこうして自堕落な生活から正社員となって、今も資格取得に動いているのは、目標が見つからないから、最終的にどんな生活をしたいのかわからないからという事もあります。
でも資格取得にチャレンジしていく中で、知ったこと、理解したことも糧になると感じています。
それは、諦めずにしっかり勉強する事、がむしゃらに・・・ではなく効率よくメリハリのある勉強を行うという事です。

受験勉強とは違い、出てくる範囲や勉強しておくことに専門性があるので、勉強しやすいのが資格取得のための勉強なんです。
僕は一定の資格ではなく、色々な資格を求めていく中で、資格取得の方法、コツを覚えたなと感じています。
勉強しないで資格を取得できても、中身のない自分となってしまうので、しっかり勉強しながらこの先も資格取得に励んでいこうと頑張っています。