僕がそうだった、働いていたから資格が取れた
僕は大学をやめてからしばらくアルバイトしたり、しなかったりという生活を継続していて、いわゆるニートな人たちと同じような生活をしていた時期もありました。
おかげさまで、両親が僕の事を信頼していてくれたらしく、正社員の仕事を見つけろとか、とにかく毎日働けという事を強く言わないでいてくれたので、天邪鬼的僕も、そろそろしっかり動かないとな・・・と思い、運よく正社員の仕事が見つかったことで、資格に挑もうという気持ちになりました。
ニート的な生活をしている時、資格を取ろうという気持ちになったか?というと、全くなりません。
そろそろバイトいかなくちゃという時間になっても、面倒だな……とグズグズしていたし、そもそも、朝しっかり着替えてご飯を食べて顔洗って・・・という行動をとっていないので、外出するモチベーションにもならないのです。
親が子供の頃に、規則正しい時間で起きて毎日しっかりと三食リズムよく食べることが重要だといっていて、別にリズムなくても・・・と思っていたけど、ニートを経験してから、リズムがとても大切という事がわかったのです。
仕事をしていると自分以外の人の事が見えてくる
僕は、この仕事に就きたいという気持ちで今の仕事をしているわけじゃないので、何とも言えないのですが、会社に行くと、バリバリと働く人がいて、上司に怒られても必死に食らいつき、営業で辛い結果になってもまた頑張ろうとしている人を見ます。
仕事をしていると、自分以外、家族以外の人をしっかり見つめることができます。
僕は何をしていたのか、僕がだらだらとベッドから「起きようかな、用事がないからまだいいか」なんて思っている時、彼らはこうして社会の中で必死に生きているのです。
それを見ると、僕にとってそれほど欲していない仕事でも、しっかり頑張らなくてはと思いますし、迷惑にならないように知識を付けること、資格を取る事が必要って見えてくるのです。
仕事に行けばリズムが生まれる、勉強する時間ができる
ニートの生活は、だらだら……というのが基本です。
夜遅くまでゲームしたり、テレビを見ていたりして過ごし、朝は起きてこないで昼近くなってようやく起きて、顔も洗わずにご飯を食べる、それから何となく過ごして夜になってまたゲームして・・・・という生活です。
リズムも何もあったもんじゃありません。
仕事していると、朝起きてごはん食べて、顔を洗いスーツを着て出社、仕事してランチを頂き、また仕事して、帰宅する、「起床、身支度、食事、移動、仕事、食事、仕事、移動、帰宅、食事、風呂、就寝」というリズムが会社に行くだけで、出てくるのです。
勉強するにもニート生活ではだらけまくっていてリズムも何もないので、どの時間でも勉強できるはず、でも、仕事をしていると、朝、夜、出来てランチの後、通勤途中位に限られます。
「だからできる」ということがわかってきました。
生活の中に勉強を組み込む際、リズムある生活じゃないと組み込むことができないのです。