医療事務検定を受けた時の話

医療事務までとったの?なんていわれそうですが、男性でも医療事務の資格を取得される人はいます。
まあ、数はものすごく少ないと思いますが、医療事務は学歴とはそういうのが全く関係なく、誰でも取る事の出来る資格なので、僕もとってみようかなと通信教育を受けました。

ただ僕が思っているほど甘くなかったというのが本音です。
通信講座でカルテを確認し、点数を調べていって最終的にレセプト、診療報酬請求の為の記入という作業を行うのですが、何しろこういうものを見慣れていない、薬剤の数、入院などの点数がそれぞれ違うのでそれを間違いなく記入してことがまず難しかったです。

点数を計算していくとき、小数点以下までの計算が必要となるので、仕事をしながらの取得となると、夜に勉強ですから目もちかちかするし頭が回らないし、いくら計算しても合わない、だからもういい!!と寝てから、翌日の夜にやってみるとすっと計算が合ったりするんです。

とにかく勉強がとても大変だったという事、まずはカルテをしっかり理解することが求められるという事等、思っていた通りにはいかないという事を痛感しました。
僕の場合、3ヵ月の通信講座で試験を受けて運よく合格できたのですが、この試験に合格してから、医療事務をされている方への印象が変わったというのが実感です。

こんなに大変な事をしているんだなと思えるようになった

僕は風邪を引きやすい方で子供のころから病院によく行っている方でした。
今も病院って待たされるのですけど、僕が子供の頃に行っていた病院はとにかく待たされる・・・予約していても長い時間待つこと待つこと・・・だから病院にいい印象を持っていませんでした。

受付の人も患者さんとニコニコと長話をしていて、パソコンで作業している人もいるけど、早く清算してくれよと子どもながら思っていましたし、大人になってからも調子が悪い時にいく病院ですから嫌なイメージばかりです。
でも医療事務の資格を取得してからは、看護師や医師などのほかにも病院というのは、裏方酸的な人がたくさんいて成り立っているんだという事を深く、強く思うようになったのです。

医者に診てもらって清算し、診療報酬の点数などがかかれているのを見ると、こういう計算、やっぱり病院だからソフトでやっているのかな?なんて思ったり、手書きでやっているところはもうないか?と思ったり、やはり資格を取得して中味を知ると、思う事がそれまでとは違ってくるものです。

医療事務の資格は侮っていると絶対に取れない、しっかり意識をもって新しい事を覚えるという気持で勉強しなければ絶対に受からないなというのが僕の感想です。
でも理解できて計算がしっかりできるようになると、だんだん面白くなりますので、継続!が大切です。